Webマーケティング, ノウハウ, マーケティング戦略, リッチ・シェフレン
販売を自動化すべきかどうか?
これを見ていただいているあなたにはどうでもいい話ですが
今日はスタバから情報を発信していきたいと思います(笑)
マーケテイングのお仕事をしていると
ある程度、ビジネスを自動化したいという経営者さんから
ご相談受けることがあります。
ダイレクト・レスポンス・マーケティングを使えばできるんでしょ?みたいな感じで、、、
コンサルタントが軽くできるみたいな事を言ったり、
あおった広告のお陰で軽いノリで来ていただく場合もありますが(笑)
サクッとやりましょう!みたいな事を言っているんですかね。。。
できなくもないけど、、、あなたが思っているのとはちょっと違うかもしれないですよ。
というところが本音の部分です。
ビジネスは仕組みを構築した方が良いというのは、
何となく誰もが思ってることだと思います。いわゆるシステムを導入することで、
オートマチックに物事が進むようにしたい。。。そうすれば、社長としての自分の時間にも余裕ができるし、
好きなことができるようになる、、、って感じかな、、、と。
その発想自体は間違ってないと思います、
僕もダイレクト・レスポンス・マーケティングを取り入れることによって、
たくさんの余裕を手に入れた側なので皆さんにも大いに勧めたいところ。
ただ、それとは別に、実は多くの人が勘違いをしてしまっている部分があるんじゃないかと感じているます。
それは、、、
利益はバックエンドから生まれる
「利益はバックエンドから生まれる」と言うこと
バックエンドというのは、顧客が2回目以降にリピーターとして取引する商品とか販売そのもののこと。
そのバックエンドから利益が生まれるというのは、
逆に言うと顧客と1回目に取引するフロントエンドからでは利益が出にくいです。。。
というか出さないでいいんじゃないかとすら思います。
広告で競合他社を出し抜くために、
フロントエンドの利益は必要ないくらいの方がうまくいくんじゃないかなと。
だから、バックエンドの商品を開発したり、プロモーションやキャンペーンをたくさん行うことで、
利益を生み出すことが大切になります。
では自動化するのはどうすればいいのか?
フロントエンドの販売を自動化するのではなく、
バックエンドの販売の方こそ自動化する方がいいんじゃないかと考えています。
バックエンドの方がより自動化が簡単
これはシンプルな話ですが、バックエンドの自動化の方が簡単なんですね。
その理由もまたシンプルで、フロントエンドを取引した顧客は、その取引に満足していれば、
あなたに信頼を置いているはずです。
最初に買ってくれた商品に満足することがなかったら、
二度とあなたからは買わないとおもいますが(笑)
満足していなければバックエンドとしてリピートするはずがないですし、
何か新商品を作ったとしても買ってくれることはないのは当たり前ですが
最初の商品であるフロントエンドが期待通りだった場合は、
お客さんは基本的にあなたのことを信用してくれているのでバックエンドを売るのは簡単になります。
なので、仕組みを構築して自動化したいなら、それはバックエンドの方だと言う事。。。
フロントエンドの自動化は難しい
「フロントエンドだって自動化すれば良いじゃないですか?」という声が聞こえてきそうですが、
それが難しい。。。なぜなら、フロントエンドというのは、常に競争にさらされています。
信用を得てから売るバックエンドとは違って、フロントエンドというのは、
信用のない状態でどうしても競合他社と比べられてしまう。だから、常に警戒を怠らないようにしないと、
すぐに陳腐化されてしまいます。
実際、僕はクライアントのホームページ制作をやっているわけですが、
そこで取り掛かるのは競合のフロントエンドを陳腐化することです。
競合リサーチをして、「勝てるかどうか」を確認して、勝てるようであれば真っ向勝負を挑みます(笑)
マーケティングを理解している競合が現れたら、
たちまちあなたのフロントエンドも陳腐化されてしまう可能性があるってことになります。
ということは、競争にさらされているフロントエンドを自動化しようなんていうのは、
かなり難しいってことになりませんか?
あなたがもし、フロントエンドを自動化しようとしているのなら、
気をつけた方が良いかもしれません。
継続的に顧客を獲得する努力は惜しまないようにしてください。
あなたはまだフロントエンドを仕組み化しようとしていますか?
これは継続的に改善する必要があるので、自動化はなかなか難しいですよ。
今日も素敵な1日を
P.S.
もう自動化したからマーケッターは要らない?と思ったら負け。
しばらくしたら、反応が取れなくなってくるのは間違いありません。
P.P.S.継続的な改善を繰り返すことがとても大切ですね。