コピーライターに学ぶ、心に刺さる広告コピーの書き方

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コピーライターに学ぶ、心に刺さる広告コピーの書き方

WINKSスタッフ

こんにちは、辻村です。

今まで、心に刺さる広告コピーに出会ったことはありますか?

私は、ブラックサンダーの「一目で義理とわかるチョコ」や
Netflixの「聞いて驚くな。実家は意外とやることないぞ。」
といったインパクトのあるものが好きです。

最近よく見かけるコピーで好きなのは、
近鉄の「わたしは、奈良派。」というコピーです。
京都に対抗してあえて選んでいる感じがおもしろく
綺麗な奈良の風景のポスターに、つい目が奪われてしまいます。

至る所にあるコピーですが、中には目を惹かない
心が動かなくてスルーされるようなコピーも沢山あります。
いいコピーと悪いコピーの差はいったい何なのでしょうか?

いいコピーとは「価値を言語化」しているものです。
悪いコピーとはただ「描写」しているものです。

多くの人は、コピーを作ろうとすると、現状を美しく詩的に表現しようとします。
しかし、そういった描写のコピーはいいコピーではありません。
なぜなら、既に知っている当たり前のことを、
言葉を変えて言われても、そりゃそうだ、と思うだけだからです。

心を動かすためには、コピーによって魅力を訴求して価値を伝えないといけません。

皆が知っている、資生堂の「日本の女性は、美しい。」というコピーを書いた
コピーライターの谷山さんが、コピー作成講座で、こんな課題を出しました。

「若者が、古本屋をもっと利用するようになるコピーを考えてください」

生徒たちは、古本屋を詩的で美しい言葉で表現しようとして
・セピア色の本が積んである
・人はあまりいないけど、懐かしさがある
・ガンコそうなオヤジがいて、積まれた本にパタパタとハタキをかけている
など描写のコピーを書きました。

このような描写のコピーは「古本屋には古い本がある」ということを
言葉を変えて言っているだけです。

皆当たり前に、「古本屋には古い本がる」と知っています。
知っていて利用していない。
だから、描写しているだけではダメなのです。

価値を言語化した、いいコピーとは、こんなコピーです。
「お風呂で読むための本や雑誌なら、古本屋で」

このコピーは、ただ古本屋に古い本があるということだけでなく
半身浴の時に読書をして、お風呂の中でふやけさせてしまうなら
新刊本よりも古本の方がいいのではないかと
新しい価値を伝えています。

あなたはコピーに描写を書いていませんか?
魅力を訴求して新しい価値を生み出すようなコピーを書いていますか?

価値の言語化の仕方がわからない…
新しい価値が思い浮かばない…

そんな方は谷山さんの
「広告コピーってこう書くんだ!読本」を読んでみてください。
今回お伝えしきれなかった、いいコピーを書くための
論理的な考え方が沢山載っています。

どんなにセンスや感性が重要そうなお仕事でも
論理的な考え方や知識を得ることで、
いいアイデアを考えられるようになります。

あなたも必ずいいものが書けるようになります。

参考文献
「広告コピーってこう書くんだ!読本」
谷山 雅計

この記事の書いた人

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