こんにちは、辻村です。
そろそろ年末が近づいてきて大掃除の時期ですね。
大掃除の時くらい断捨離をしようと思うのですが
優柔不断な性格なので、取捨選択が苦手です。
これはまだ使うかもしれない、これは思い出があるし…
という感じでなかなか進みません。
特に愛着があるものは
なかなか捨てることができません。
実はこの取捨選択という作業が
デザインにおいてもとても重要です。
デザインとは、伝えたい量と伝わる量の戦いなのです。
伝えたいことが多すぎると、
表現がどんどんぼやけてしまいます。
あれもこれも全部入れたい！と欲張った結果
要素が多くてごちゃごちゃになり
結局、見る気を失わせてしまうような
デザインになってしまうのです。
例えば、傘を紹介する広告を作成するなら
機能性や価格、カラーバリエーションなど
全てを伝えたいのをグッと我慢して
伝えるポイントを一つに決める必要があります。
なぜなら、機能性を伝えるなら
一つの傘の写真を大きく載せて
それぞれの機能を線で引き出して詳しく説明するデザインに。
カラーバリエーションを伝えるなら
一つ一つの傘の写真を小さくして全色並べるなど
何を伝えるかによって、全然違った表現になるからです。
全てを伝えようとするデザインは、結局何も伝わりません。
沢山ある伝えたいことを取捨選択して
一番伝えたいことだけを伝えることで
“伝わる”デザインになります。
あなたも伝えたいことを沢山詰め込んでいませんか？
お部屋と情報の断捨離をしていますか？
[参考文献]
「なるほどデザイン」筒井 美希
この記事の書いた人
WINKSスタッフ
WINKS Staff
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