「マーケティングって騙しのテクニック!?」

Webマーケティングと
ホームページ制作が得意な会社ウィンクス

Webマーケティング, Webマーケティングセミナー, ビジネススタイル, マーケティング戦略

「マーケティングって騙しのテクニック!?」

中谷 佳正

あなたはマーケティングと聞いてどんなイメージを持ちますか?
経営者の方と話をしているとそんな事はないのですが、マーケティングの研修などをすると、
スタッフの方などは、マーケティングを人を欺くテクニックだと感じている人もいるのかな?
という印象がありました。

もしかしたらそう感じている人も多いのかな?と。

そんなあなたに、これぞマーケティングだという真髄をお伝えできればと思います。
それは数年前に三重に家族旅行に行った時の話です。。。

お昼ご飯を食べるために、『るるぶ』で見つけた海女さんが海で取ってきた
魚介類をスグに料理してくれるお店に伺ってきました。

そこで最高のマーケティングに出会うことになったのです。
そしてそのお店に毎年通うという事になりました。

娘がバカ食いするサザエのつぼ焼き
そのお店、、、基本は活け〆なので鮮度も抜群によく、エビフライは一尾で650円ほどします。。。
でも、そのエビはものすごく大きく身がプリプリとしていて、甘くてとてもうまい。とにかく、
味噌汁だろうが何だろうが出てくるものはどれも間違いない味のお店です。

その証拠に、うちの娘は、定食を一通り食べたにも関わらず、サザエのつぼ焼きを
なんと6個も追加で頬張ってました(笑)こいつ欲張りすぎやろ、とか思ったりもしましたが、
それだけ美味しいってことなんだろうなと、微笑ましく見てました。

数年前のあの日があったから
もちろん味が美味しいというのは間違いないのかもしれませんが、ただそれだけでは、
ぶっちゃけ何年も通うことにならなかったと思います。
第一、三重のその周辺には他にもたくさん似たようなお店があるわけです。
そんなたくさんのお店の中から選ぶには理由があります。。。

それはお店で味しく料理をいただいて帰路につきました。三重から僕が住んでいる大阪までは、
クルマをとばして約3時間ぐらいかかります。これぐらいの距離であれば近場だと思われるかもしれませんが、
そこそこ気合は入れないと行こうとはしない距離です。

だから、旅行も終わって家に帰ってくる頃には、なかなかに疲れた状態でした。。。
きっと、世のお父さん方なら、この感覚がわかってくれるはずです。(笑)
と、、、そんな帰り道に、僕は気付きました。

「財布がない!?」

かなり焦りましたけど、思い当たるのは料理を食べたあの店しかない、、、
ということで、電話をかけてみると案の定、僕の財布は見つかりました。
ただ、流石に取りに戻るということもできないし、、、なので郵送で送っていただくことになりました。

財布は届いたのだが・・・
数日後、、、郵便物が届きました。ですが、、、なんと元払いで送られてきたのです。
「財布を忘れるなんてしゃーないやつやなぁ。」ぐらいの感覚で、気を利かせてくれたのかもしれません。

その時点で「おいおい」と思いました。ただ、財布が入っているにしては、箱のサイズが大きい。。。
しかも、ちょっと重い感じがする。変だなと思って中を開けると・・・

財布以外に、なんと土産物のノリとかアオサが。さらに、佃煮の瓶詰めが3つ4つ入ってました。
「いやいや、ちょっと待って」と。財布を忘れて迷惑をかけたのは僕の方です。それなのに、
お店の方はそんな僕を気遣って、色々な贈りものをしてくれたのです。田舎のおばあちゃんとか、
実家の母親でもないのに、そんなことをしてくれるなんて予想外過ぎます。。。

それを見た嫁さんが感動し「来年も行こうや!」と言ったのは言うまでもありません。
僕はお店にお礼の電話をして、来年に再び訪問することをお約束させていただきました。

テクニックではなくて、思いやり
この話のお店のおばちゃんは、テクニックでこんなことをしたのでしょうか?
僕はたぶん違うと思います。そこにあったのは、恐らく純粋な思いやりの気持ちだったんじゃないかと。。。
打算とか計算で何かをしているわけじゃなくて、本当に真心で良かれと思ってやってくれたこと。

でも、それが僕や嫁の感情を動かし、次の年もそのまた次の年も、店に足を運ぶ動機になったわけです。
そして、今僕がこうやってお話したように、あの店は良いよと口コミされる要素にもなった。。。
これって素敵なことだと思うんですよね。

僕たち日本人は、テクニックで何かをやられても見透かしてしまう傾向が特にあるように思います。
何かしら、裏の意図があってやってるんだろうなぁと勘ぐってしまうところもあるので、
色々とひねったことを考えたりせずに、このお店のおばちゃんがやってくれたように、

あなたがすでに持っているもので、相手のことを思ってもてなせば、良い結果が生まれるんじゃないか
とも思いますね。

もちろんマーケティングは心理学を使って計算をして組み立てるものですが
そのど真ん中にいつも思いやりや気遣いが隠れていることを忘れないで欲しい。

あなたのマーケティングは思いやりを伝えるテクニックになっていますか?

今日も素敵な1日を

P.S.
今年最後のセミナーをやるのでよければ参加してみてください

https://www.winks.jp/brs/

P.P.S.
あなたのビジネスを一度俯瞰してみてみてはいかがですか?

この記事の書いた人

中谷 佳正

中谷佳正

CONTACT

僕たちの力を
試してみてください、、、。

WINKSに相談する

ダントツにマーケティングの上手い企業を目指す
マーケティングマニアのあなたから
ご相談いただけることを楽しみにしています。

このページのトップへ戻る