「あなたのやっている事は意味のあるものなのか?」

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「あなたのやっている事は意味のあるものなのか?」

中谷 佳正

とある勉強会で
面白い話をされていたので、その話をシェアできればと思います。
それは、あなたは魚を焼くときに、頭と尻尾を切り落としていないか?
という質問でした。

それは、友人の家に遊びに行った際に、
友人のお母さんがご飯を作ってくれて、魚をオーブンで焼く時に
頭と尻尾を切り落として焼いていた。それを疑問に思って、なぜ?頭と尻尾を
切り落とすのか?という質問をすると。

『うーん。おばあちゃんも切り落としていたからそうしているの』
という答えが帰ってきたそうです。

そこで友人のおばあちゃんになぜか?という質問をしたところ

『自分達の時代のオーブンは小さかったから、魚を丸ごと焼けなかった』
という話をされたそうです・・・

今の時代には必要のない作業だという事ですね。

僕の会社は小さい会社なので
外部のパートナーと一緒に仕事をしている事も多いのですが、
初めてお仕事をする時に感じることは、その仕事に何の意味があるのか?

ということが多い。

業界の常識として、
クライアントにページ設計を見せることが通例となっているのですが、
そのページ設計図を書く労力と時間は物凄い訳です。

もちろんその設計が必要な仕事もありますが
ほとんどの場合いらない。というかWEBマーケティングの
事を深く理解していないクライアントに見ていただいても、
クライアントも困りますよね・・・

プロとしてこれで行きますというだけでOKなはず。

でも、慣例のようにその設計資料を作って見せてくる訳です。
そんな時間あるなら安くしてくれ!って思うんじゃないかなと。

もちろん付加価値があり、意味のあることであればいいのですが
業界の通例としてやっている事に何も価値はない部分も出てきているはず。

僕の友人の会社は、クライアントにデザインのチェックもさせない
原稿のチェックもさせない、こちらが作ったものを勝手にあげて、
成果が出にくい場合は勝手に修正してアップします。

本当にプロとして仕事をしているのであれば、それでいいと思います。

自分のやっている仕事が何の意味があるのか?
本当に必要なのか?
もっと付加価値を生み出すいい方法はないのか?
時間をもっと短縮できないか?

今、あなたのやっている仕事はクライアントにとって
どんな価値を生み出しているのか?

それを考えて工夫するだけで、もっと価値のある自分になるんじゃないかなと。

今日も素敵な1日を

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