「あなたはお客様の可能性を潰してないか?」

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ジェイ・エイブラハム, ビジネススタイル, マインドセット, 中谷佳正

「あなたはお客様の可能性を潰してないか?」

中谷 佳正

10年近く前に
僕がコンサルティングしている会社がありましたが
そのクライアントは半年間で3倍近くの収益が上がっていました。

当時の僕は世の中に良いものを広めていきたいという使命感で、
収益を度外視して動いていた記憶があります。そんな会社がいくつかありました。

まだまだやれることも沢山あり、数字を伸ばせるなと思っていたんですが、
それを実行するためには予算が必要で、それを提案するかどうか迷っていました。

迷っているうちに、
その会社の社長が新しい事業をスタートしてしまったのです。

『収益が上がったので今までやりたかったけど出来なかった事業を始めたんです』と・・・

まだまだ成長できる事業に再投資せず、成果が出るかわからないものに手を出しました。
結果、新しい事業はうまくいかず撤退をしてしまい。成長していた事業の成果は横ばいになりました。

これは完全にプロとして僕の責任だなと

あの時に必死の形相で、そんなことをするんじゃなく
成長している事業の再投資をしましょう!やれることはまだまだ沢山ある!と
お伝えしていればよかった。もっとはっきりと伝えればよかったと今でも思っています。
ただ僕にはそこまでの自信がなかったんですね。

これを読んでいるあなたはそんな事はしないと思いますが、
当時の僕はそんな状態でした。

何を言いたいのかというと
あなたがプロとして適正な商品をお客様に提案しない、売らないということは
悪なのだという事。
例えば、このままいけば確実に法律違反をして業務停止命令が降るような会社に弁護士が来て、
あなたの状況はヤバいですがそれを対処するかどうかは、あなたの自由にしてください。
なんて言っているようなもの。

いやいや弁護士として、絶対に今すぐ対処すべきでそれの対応に1000万円必要だと、
会社を潰したくなければやりなさい!というのがプロだよねって事です。
予算がない?関係ない!!この先会社をやっていきたいのなら今すぐやりなさい!と。

本当に必要な人に、必要なものを提供することが当時の僕には出来ていなかったという事になります。

僕は、田舎育ちで父親が教師(公務員)なのでお金をもらう事にさえ躊躇していた20代を過ごしていました。
しかも、コンサルティングやページ制作も価格はほとんど決まってないような世界。

自分が飲み込めばいいなんて思ってやっているようでは、
本当に自分もスタッフもクライアントも豊かに出来ないなと。

やはり必要な人に必要な量を適正な価格で届けていくのは、
プロとしての役割だと自分を奮い立たせて実行していっています。

それが出来ないのは、自信のなさと自分を大きな責任からの逃げ
あなたは僕のような逃げをしていませんか?

P.S.
未熟な自分を受け入れ前に進みましょう。僕も頑張ります

P.P.S.
5分間の朝トレを4ヶ月繰り返したら少しだけ、体が締まってきましたね(笑)

この記事の書いた人

中谷 佳正

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