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「ビジネスに強みが大切って言うけれど・・・」
今日は、新しいビジネス展開のご相談で
全国に140店舗展開する飲食FCのオーナーである友人と出張に出ています。
彼の強みは自分一人でビジネスを構築するのではなく、パートナーのメリットを
最大限構築し仲間を増やして、システム化すること。
本当にすごい速度でビジネスが成長するので
魔法のように見えてしまいます。
しかし、横で見ていて思うのは
本当に興味のないことは全然できない人なんだなと。
そしてめちゃくちゃ飽き性。おそらく一般的な社会人としてみたら欠落していることが多いんだろうなと。
だからこそパートナーやクライアントの利益を最大化して仕組みを構築することで、
人の力を借りて事業を継続してもらっている訳です。
僕の周りでうまく行っている経営者は以外とこう言うタイプの人が多い気がします。
弱みが沢山ありすぎる人たち。
よくよく考えればそれはそうなりますよね。
強み以外は全て競合他社に負けているか同等になる訳で、
狙うマーケット規模にもよるとは思いますが、その1つの強みだけで打開できることは多い。
いつも自分の弱みばかり気にしている人がいますが
そんなことは全く問題ないですよね。そしてその競合に負けている部分を
逆手にとって市場を支配した事例は本当に数多く存在しています。
有名どころの話では
2022年度には164億円の売上を叩き出したヨーロッパでも絶賛されている
『獺祭』
酒造りの常識を変えた革命時ですよね。
最高責任者の杜氏(とうじ)と呼ばれる職人さんがいない。
作っている人たちもお酒の職人さんではなく、
ITを駆使して酒造りをマニュアル化し素人でも作れるレベルに落とし込むことで
大量に安定した商品を作り出した。常識を覆した製法で常識ではない味を作り出した。
ここまで聞けば確かに素晴らしいと思うかも知れませんが、
この始まりは最高責任者の杜氏(とうじ)に逃げられたことから始まるそうです。
人の管理やマネジメントが当時は苦手な人だったんだろうなと想像できますよ。
でもその職人さんたちに逃げられたことが年商164億円の
売上を作るきっかけになったことは間違いない訳です。
学校教育で弱みを克服しないといけないと、
弱い部分も並程度に持っていかなければダメと教えられた。これが社会人になっても全然抜けないですね。
ビジネスとなると、その弱みは避けることもできるし
誰かが補ってくれることもできます。
事業が停滞し、次の一手が見えない時
もう一度、あなたの強みと弱みを洗い出し、
どんなことができるのか?自分で考えることができなければ
誰かに相談してみるのもいいんじゃないでしょうか?
あなたの弱みを徹底的に活かしてみるのも面白いと思います
今日も素敵な1日を
P.S.
WEBマーケティングのお悩みがあれば一度、中谷にご相談ください。
P.P.S.
娘の夏休みが8月24日で終わると知らず今日は出張を入れてしまった・・・