Webマーケティングと
ホームページ制作が得意な会社ウィンクス

僕：『えっ？全く数字変わってないですね・・・』

クライアント：『・・・・そうですね。この施策は失敗ですね』

僕：『いや、本当ですね誤差みたいな数字の変化ですね』

かなり前の話になりますが、僕が仕事で失敗した時の話です。

店舗を全国展開している会社のマーケティングコンサルの仕事をしていて
店舗への集客が弱いとの事だったので、チラシのターゲットから見直しをして

情報収集をして、ライティングも変えてオファーも変更して、全国の各店長にそのチラシデータを配り、
いざリリースをして結果が出た時のクライアントとのやり取りです

結果は、悪くはなっていないものの
全く数字の改善していない・・・

実はこのチラシの効果に関しては、リリース前から相当自信がありました。
なぜかというと、前のものがかなりひどかった（笑）

ですが、蓋を開けてみるとクライアントも頭を抱えるほど改善が見られない。
なぜだ・・・

社内の会議では、やはり使っている写真がよくないとか、
デザインをもう少しこう変えた方がいいとか、
色々と意見が飛び交っていました。

僕はそんなはずないけどな・・・・と思いながら
成果が上がっていないのは事実だしなと。

そして、改善したチラシを再度リリースして
結果報告を受けると、やはり数字が良くなっていない・・・
もちろん他のこともたくさんお話ししましたが、何となくスカスカしている感じ。

コンサルティングの時間が終わり、僕が会社のドアを出るまでの間
このコンサル使えねーな感の空気が耐えられなかったのをよく覚えています（笑）

原因を突き止めるために、現場の情報を集めている時に成果が出ていない原因がはっきり分かりました。

あなたはこの失敗はなぜ起こったか分かりますか？

実は数字の改善がされなかった要因は、
僕たちが作ったチラシのデータを、現場の店舗で作り直されていたと言うこと

は？そんなことありえるの？
本部から指示されたことを、現場の権限で書き換えるってどう言うこと？
と思いますが、今ならそれが現実だと言う事が理解できます。

変更されたチラシを見ると、マーケテイングの要素として
とても大切な部分ばかりが修正されていた。

そら結果出るわけないわな・・・
あれほど申し訳なさそうにしている大人を見るのは初めてなくらい
本部の責任者の顔は今でも忘れないですね。

でもこれは僕の責任。

まずはテスト店舗を１つ作り、現場と連携して
一緒に構築してその1店舗で成果を出した形を全国に広げるべきだったなと。
コンサルティング契約を解消されたエレベーターの中で思いました。

小さくテストして上手くいったものを
大きくリリースしていく。この当たり前の考え方も、
状況やタイミングで忘れてしまうこともある。

あなたの会社は現場のことを見ずに会議室だけでビジネスしていませんか？

今日も素敵な1日を

P.S.昨日は一日中、お腹を下していました・・・
（お食事中の方はすみません）

P.P.S.
久しぶりにお酒を飲んだのが原因だと思われます