こんにちは。辻村です。
あなたは、20%クリック率を上げる方法を知っていますか?
今回は、その方法である「奇数の法則」についてお話しします。
先日、社内でランディングページを作るためのミーティングを行い
おすすめの理由を掲載するブロックを考えていました。
おすすめの理由が6個出て、
これで決まりかなという空気になった時に上司が
「6だとダメだからあと1つ考えよう」
と言い、結局おすすめの理由を7個載せることになりました。
その時は、なぜ6個ではダメなのかが分からなかったので
どうしてわざわざ1つ足したんだろう?と
疑問に思い、ミーティング後に調べてみると
奇数の法則というものがあることを知りました。
奇数の法則によると、人間は偶数よりも奇数の方が
自然で心地よく感じるそうです。
割り切れる数字は人工的で不自然だと感じてしまうため
マーケティングで数字を用いる際は、
3、5、7といった奇数を用いるのが効果的とされています。
奇数の方が心地いいという感覚が私にはいまいち分かりませんでしたが
頭で思うのではなく、無意識のうちに奇数に反応するそうです。
実際に、Outbrain社の調査によると
ヘッドラインの数字は偶数よりも奇数の方が
20%もクリック率が高かったそうです。
出典:https://backlinko.com/hub/content/viral
そんな簡単なことで20%もクリック率が上がるの!?と衝撃でした。
確かに、意識して広告を見てみると
3つの理由や5、7という数字をよく見かけます。
大ベストセラービジネス書のタイトルも「7つの習慣」です。
恐らく6つ考えついたのだとしたら、弊社の上司のように
あえて1つ付け足すか、減らすかしていたはずです。
余談ですが、日本を代表する映画監督の北野武さんも奇数に
ものすごくこだわりを持っていて、映画のカットが全て奇数秒なんだそうです。
北野武さん曰く、日本人の歴史、生活には
奇数が根付いていてるとのことです。
言われてみれば、俳句や七夕、七福神など奇数が多いですね。
このことから、マーケティングだけでなく
さまざまなところで日本では
奇数が良いとされていることがわかります。
幼い頃は、奇数も偶数もどちらにも心地よさを
感じたりはしないだろうけれど
こうして生活の中で段々と、奇数の方がいいということが
刷り込まれていくのかもしれませんね。
ということで今回は、奇数の法則についてでした。
びっくりするほど簡単に使えるのに、クリック率が上がるので
あなたもぜひ奇数の法則を使ってみませんか?
最後まで読んでいただきありがとうございました。