こんにちは、青山です。
「もう本なんて読まなくていいんじゃない?」
先日YouTubeで、本の要約動画を見ながら、ふとそんなことを考えました。
読まなくていいは誇張しすぎかもしれませんが、
私の本の位置付けは、
「知見を広げるためのもの、情報を得るための媒体」でした。
最近はコンテンツが発達しているので、わざわざ本を買って読まなくても、
要約サイトや動画で、問題提起から解決方法の要点がまとまっているので
それで十分じゃないか!と思っていました。
ライティングを学ぶまでは、、、。
「人の心を動かす文を書くにはどうしたらいいんだろう?」
そんな悩みを抱えて、ライティングの記事を読み漁っていたのですが、
いろいろ読み漁った末にたどり着いたのは「本を読め!」でした。
結局そこか〜と思いつつ、読み進めると興味深い内容が!
端的にいうと、
出版物はいろんな大人の人が、校正に校正を重ね重ねに世に出回っているものなので、
構成や言い回しが参考になるのだそうです。
良い文章書くには、プロが書いた良い文章をまねるってめっちゃ基礎のキなのに!
本は綺麗な文章だから、構成や言い回しも参考にできるということに気づいておらず、
ライティングのハウツーの本の、”内容だけ”を参考にしようと思っていたのです。
だから「もう本なんて読まなくていいんじゃない?」という発想に至ったんですね。
愚かです。
もう一つ参考にすべきだと書いていたのが、目次です。
目次はパッとみただけで、どこにどんな内容が書いているかを伝えるものだから、
セールスコピーとして非常に優秀だということ!
ここも盲点でした。
確かに本を買うときに、目次でトピックを見て面白そうだから買おう、となる時があります。
それがセールスコピーに活かせると知って、非常に納得感がありました。
今まで目次は”消費者として情報を得るもの”としてしか認識していなかったので、
製作者として、プロからコピーを学べる道具の一つになると知って、とてもタメになりました。
私の中で本は「知見を広げるために読むコンテンツ」という定義になっていたので、
要約見ればいいじゃんと思っていたのですが、
ライターとして読むときは、何倍も情報が詰まった”四次元ポケット”ぐらい優秀な媒体なのだと再定義できました!
ライティングなんてしないから自分には関係ない!
と思ったそこのあなた!
文章力はライターだけのものではありません。
取引先との商談にも、好きな異性をデートに誘う時も必要なのです。
内容をインプットするためだけに本を読んでいた人も、
文の構成や言い回しも参考にするつもりで本を読めば、
一冊の本から何倍もの価値を得られるのではないでしょうか。